シミュレーション適用事例:広告効果測定シミュレーション

NTTデータ数理システム MSIISM Conference 2023
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シミュレーション適用事例 として、シミュレーションで解決できる様々な事例を紹介しています。
NTTデータ数理システムで開発しているシミュレーションシステム S4 Simulation System 上での実装例もご紹介します。

背景

ウェブサイト上には多くの広告が記載されています。現在のインターネット広告では、これらの広告をどのようなターゲットに対して、どのタイミングで、どこのサイトに入稿するかをコントロールすることができるようになっており、効率的に広告を配信し、少ないコストで多くの方に見てもらえる(クリックされる)ように工夫されています。様々な広告施策の効果を事前に評価することが出来れば、広告予算の分配案など各種パラメータを決定することが出来ます。広告施策の検討方法の1つとして、エージェントベースのシミュレーションがあります。広告の効果の指標としては、クリックされた回数や資料請求に至った回数など場合に応じた評価指標を用います。

マルチエージェントシミュレーション

エージェントシミュレーションでは、ウェブサイトを閲覧しているユーザをエージェントとして扱います。例えば、ECサイトのようなショッピングモールや、住宅情報サイトのような情報検索サイトなどのウェブサイトを閲覧しているユーザの行動をシミュレーションし、良い結果が得られるように(たとえば、多くの商品購入や資料請求の発生)、広告予算の配分などのパラメータをチューニングします。エージェントの行動としては、閲覧開始、ページ遷移、閲覧終了、商品購入、資料請求などが挙げられます。ユーザの状態としては、閲覧履歴、商品購入や資料請求の履歴などが挙げられます。

エージェントベースのシミュレーションでは、ユーザの状態や行動に対して、ある程度複雑な制約を課すことができ、より現実世界に近いモデル化を行うことが可能となります。具体的には、ユーザの特徴や、サイトの特徴などを考慮し、サイト種別別ユーザタイプ別累積閲覧ページ数別の資料請求の発生確率などを設定します。1度シミュレーターを作成すれば、状況に応じた各種評価指標(ページビュー数、資料請求数、商品販売数、ダウンロード数など)を見積もることが可能になり、広告施策の決定に役立てることができます。

広告効果測定のシミュレーション

S4 を用いた解決

S4 Simulation System でこのようなウェブ閲覧モデルを実現すると次のようになります。 (以下、図をクリックすると拡大します)

広告施策ごとの効果を算出することで広告施策の決定に役立てることができます。

おわりに

シミュレーションについて

他にもシミュレーションで解決できる課題の例をシミュレーション適用事例としてご紹介しています。
そもそもシミュレーションとは?シミュレーションってどうやるの?等の疑問をお持ちの方に向けて、具体例も交えて紹介・解説する【1から分かるシミュレーション読本】を無料公開しています。 よろしければ併せてご覧ください。

S4 Simulation System について

「S4 Simulation System」は、複雑なモデルGUI上で表現しを誰でも簡単にシミュレーションを行なえるソフトウェアです。本記事でも「S4 Simulation System」でのシミュレーション実装例をご紹介しました。
30日間の無償トライアルでシミュレーションモデルをご自身で動かしていただくことも可能です。ご興味をお持ちの方は下記のフォームからお問い合わせください。

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また、「S4 Simulation System」のご紹介とハンズオンでのシミュレーション体験を行うオンラインウェビナーを毎月無料で開催しております。ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

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監修:株式会社NTTデータ数理システム 機械学習、統計解析、数理計画、シミュレーションなどの数理科学を 背景とした技術を活用し、業種・テーマを問わず幅広く仕事をしています。
http://www.msi.co.jp NTTデータ数理システムができること
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