シミュレーション適用事例:窓口の要員計画

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シミュレーション適用事例 として、シミュレーションで解決できる様々な事例を紹介しています。
NTTデータ数理システムで開発しているシミュレーションシステム S4 Simulation System 上での実装例もご紹介します。

背景

官庁・郵便局・銀行・駅など社会には、多種多様な窓口が存在します。 これらどの窓口にも共通しますが、窓口が混雑している場合にはお客様はサービスを受ける為に行列に並びます。この待ち時間が長くなってしまうと、お客様の満足度の低下を招いてしまい、売り上げにも影響が出てしまう可能性があります。お客様一人あたりの待ち時間をある時間以内に抑えるように、窓口の要員配置を考えるには、シミュレーションが最適です。

窓口の混雑状況をシミュレーション

離散イベントシミュレーションを用いて、実際に混雑状況をシミュレーションしてみます。 来店者数や来店時刻などのデータが存在していれば、そのデータを用いる事で、より精度の高いシミュレーションを行えます。 来店者数データは過去のデータから統計的に予測したデータを用いる事も考えられます。

要員数を増減させた場合やベテランを配置した場合の効果を、待ち人数の推移や、お客様一人あたりの平均待ち時間から検証し、窓口に必要な要員計画を行います。

窓口の混雑状況をシミュレーション

窓口の要員を増やせば増やすほど混雑は解消されますが、窓口の要員を増やすにはコストがかかってしまいます。一定のサービスレベルを確保し、かつコストが最小となるような最適な要員配置を S4 Simulation System ではシミュレーション最適化機能によって効率的に探索します。

おわりに

シミュレーションについて

他にもシミュレーションで解決できる課題の例をシミュレーション適用事例としてご紹介しています。
そもそもシミュレーションとは?シミュレーションってどうやるの?等の疑問をお持ちの方に向けて、具体例も交えて紹介・解説する【1から分かるシミュレーション読本】を無料公開しています。 よろしければ併せてご覧ください。

S4 Simulation System について

「S4 Simulation System」は、複雑なモデルGUI上で表現しを誰でも簡単にシミュレーションを行なえるソフトウェアです。本記事でも「S4 Simulation System」でのシミュレーション実装例をご紹介しました。
30日間の無償トライアルでシミュレーションモデルをご自身で動かしていただくことも可能です。ご興味をお持ちの方は下記のフォームからお問い合わせください。

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また、「S4 Simulation System」のご紹介とハンズオンでのシミュレーション体験を行うオンラインウェビナーを毎月無料で開催しております。ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

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監修:株式会社NTTデータ数理システム 機械学習、統計解析、数理計画、シミュレーションなどの数理科学を 背景とした技術を活用し、業種・テーマを問わず幅広く仕事をしています。
http://www.msi.co.jp NTTデータ数理システムができること
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